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2026/3/21
家族性ALSの原因遺伝子SOD1の新規変異に関する論文がALS専門誌に掲載されました
掲載論文(DOI):10.1080/21678421.2025.2593302
杏林大学HP:https://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/medicine/archive/7885/
杏林大学脳神経内科学教室では、東京大学・大阪医科薬科大学・愛知医科大学・滋賀医科大学と共同研究を行い、家族性筋萎縮性側索硬化症(ALS)の日本人1家系において、新しいSOD1遺伝子変異(インフレーム重複変異)を同定いたしました。予測されるSOD1タンパク質構造変化および病態機序も明らかにし、ALSの専門誌(Amyotrophic Lateral Sclerosis and Frontotemporal Degeneration)に報告いたしました。SOD1遺伝子におけるインフレーム重複変異は、これまでに2家系しか報告されておらず、世界的にも極めてまれな変異です。研究内容の詳細につきましては、杏林大学HPをご参照ください。
以下、市川教授のコメントです。
「日本人の家族性ALSにおいて、最も頻度の高い原因遺伝子はSOD1遺伝子です。今回、SOD1における世界的にもまれな新規遺伝子変異を同定し、報告いたしました。
SOD1の発現を抑制するアンチセンス核酸治療薬『トフェルセン』は、日本でも約1年前に承認されました。今回の研究成果が、SOD1関連ALSの発症機序の理解を深めるとともに、ALSの個別化医療の発展につながることが期待されます。
当科では、今後も丹念な診察と専門的解析を通じて病態の解明に取り組み、新たな知見を世界に発信してまいります。」
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